家庭教師経験3年の大学院生が感じた、家庭教師で伸びる子・伸びない子

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学校の勉強がわからないとき、丁寧に教えてくれる家庭教師の存在は心強いですよね。学校での集団授業と異なり、わからないところを何度も質問できて自分のペースで勉強を進められるので、つまずきが解消され成績の向上が期待されます。

しかし、人には向き不向きがあるもの。家庭教師で学力が伸びるお子さんもいれば、別のやり方の方があっているお子さんもいます。私自身、3年間8人の生徒(中学受験する小学生〜高校生)を指導してきましたが、成績が伸びた子は3分の1程度で、あとの3分の1は成績が伸びず、そのあとの3分の1は家庭教師をつけて勉強するというスタイルそのものが合わなかったといって辞めてしまいました。

具体的にどんな生徒に家庭教師が有効だったのか、反対に不向きだったのか、指導経験者としての実感を交えつつお話ししていきたいと思います。

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家庭教師で伸びる子・家庭教師が向いている子はこんな子!

自立していて、地道な努力を続けられる子

まずはこれ。こちらが強く言わなくても毎回宿題をこなしてきて、復習用の小テストにも万全の備えで来てくれる生徒さんたちは例外なく定期テストの点数が目に見えて上がっていきましたし、順調に志望校に合格していきました。

成績不振の原因は基礎事項が身についていないためということがほとんどですから、成績を上げるためにするべきことは、無理して難問を解くことではなく基礎事項を徹底的に理解することです。

そのためには、中1レベルの英単語や英文法を覚えたり、数学なら式の解き方を身につけたり、といった一見地味で退屈な作業を毎日毎日コツコツと続けていく必要があります。私の課していた宿題も、不規則活用する動詞を覚える(英語)、問題集の基礎問題を何度も解く(数学)という、難しくはないけれど単調なものです。ここで飽きたり投げ出したりせず、次の週の授業までに完遂できる、あるいは完璧にできなくても自分のわかる範囲で解き進められるだけの根気があるかどうかが、家庭教師をつけることで成績が上がるかどうかの分かれ目です。勘違いされがちなのですが、あくまで勉強の主体は生徒で、家庭教師はその補助役にすぎません。

学校の先生の教え方がわからない・学校の授業がつまらないとこぼす子

一旦立ち止まって確認したいのに、おかまいなしに先へ先へと進んでいく授業。そしていつしか置いてけぼりに……。一定の進度を保つことを優先するという集団授業の特性上、一般的な学校の授業は自分の苦手分野にじっくり取り組むのに向いていません。教科書をなぞるだけの授業をするタイプの先生だと、生徒のつまずきポイントを平気で軽く流してしまうのでなおさらです。それに、こんな教科書のテープ再生みたいな授業が面白いわけがありませんね。

こういったタイプの先生に関する苦情は、なんと担当生徒全員の口から聞きました。教科書読み上げbotな先生がいかに多いかを物語っていますね……。

勉強自体は嫌いじゃないし、成績を上げる意欲もあるけれど学校の授業についていけないせいで勉強が苦痛になっている、という子は、能力そのものがないというわけではなくやり方の問題で実力が発揮できていないだけなので、その子にあった勉強方法で家庭教師がフォローすることにより面白いくらい成績が上がる可能性が高いです。常に生徒と一対一の家庭教師は生徒との精神的距離も近いのでお子さんの興味を把握しやすく、それと関連させて説明したりもできるので、お子さんにとっても面白い授業となるでしょう。

家庭教師で伸びない子・家庭教師が向いていない子はこんな子!

受動的で、厳しく言われないと勉強ができない子

家庭教師、特に学生アルバイトは、良くいえば優しい、悪くいえば押しに弱いタイプが多く、担当生徒が宿題サボりの常習犯でも仏スマイルで「今度からちゃんとやってこようね」と繰り返すことがほとんどです。というのも、最近では何がハラスメント・暴力認定されてしまうかわからないので、指導の際の言葉遣いや態度には慎重にならざるを得ないという大人の事情があるのと、学生アルバイトだと立場が立場ゆえに自信がなく、自分ごときが強く言ってもいいものだろうかと遠慮してしまいがちだからです。 そこにつけこんで、ああ、この先生はサボっても怒らないんだな、と学習してしまう生徒も少なからずいて、そこから先はいかに手を抜くか、いかに宿題をやっていないのをごまかすかにばかり知恵を使うようになります。「宿題はやったけど学校にノートを忘れてしまった」とか「宿題ノートをどこかになくしてしまった」とかもう聞き飽きました……。

また、特に個人契約の家庭教師だと塾長のようなボス的存在がいないためガツンと喝を入れてもらう機会もなく、受動的なお子さんだと勉強へのモチベーションが下がってしまいがちです。自分から進んで勉強する姿勢がまだ整っていないと感じられるお子さまは、個別指導あるいは少人数制の集団塾の方が合っているでしょう。

家だと勉強に集中できない子

当然家庭教師だと家で授業を受けることになりますから、どうしてもリラックスモードの延長になってしまいがちです。眠くなってしまったり、家庭教師と家族や友達感覚で雑談ばかりしてしまったりで、肝心の授業は全く進まず、ということもあるでしょう。お子さんの様子を見ていて、勉強中でも近くに家族がいるとすぐに喋ってしまうとか、家だとはかどらないと学校の自習室やカフェで勉強することを好むようでしたら、家庭教師は合っていないかもしれません。

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