自虐PRで話題の志摩スペイン村について調べてみた

雑記

2019年2月15日頃、ツイッターで「志摩スペイン村の自虐PRがすごい」とトレンドになり、それを受けて「地方の自虐PR特集」の一環として2019年2月20日放送のミヤネ屋にて取り上げられました。

スポンサーリンク

志摩スペイン村って?

所在地

住所:三重県志摩市磯部町坂崎字下山952−4

最寄駅は近鉄鵜方駅というところで、そこから直通バス13分のところにあります(公式サイトより)。関東圏から行く場合は新幹線で名古屋まで出て、そこから鵜方駅へ向かうルートが一番早いそうで、公式サイトによれば名古屋から鵜方駅までの所要時間は2時間5分です。車で行った方が便利という声も聞かれます。交通の便が悪いところも客足が遠のいている原因と言えそうです。

特長

その名の通り、首都の広場やガウディ建築などスペインを模した街並みやショーが楽しめる外国系テーマーパークです。広さは何と東京ドーム24個分

その作りはかなり本格的で、園内の写真はそこが日本であることを忘れさせるほど。以前スペインに旅行したときに撮った写真と見比べてみたら、見分けがつかないほどそっくりで笑ってしまいました。また、園内にあるハビエル城博物館にはアルタミラ洞窟の壁画の実物大レプリカがあります。現在、壁画の実物は損傷が激しいためレプリカのみの展示となっていて、本国スペイン以外で展示されているのは日本のみというかなり貴重な資料です。

志摩スペイン村は遊園地としても十分楽しむことができ、メリーゴーランドのような穏やか子供向けアトラクションから絶叫系まで揃っています。

問題の「自虐」PR

ツイッターで突如トレンド入りするほどの、志摩スペイン村の自虐PR。一体どのようなPRだったのでしょうか。
以下、公式サイトからの引用です。

引用元:https://www.parque-net.com/student/

志摩スペイン村はまさに!学生♥スキ放題パーク!

 

初っ端のキャッチコピーがこれです。学生・若者層をターゲットにしているようですね。お気付きのように「空き放題」と「好き放題」をかけています。どうやらあまりにもお客さんが少ないので自虐路線に走ってしまったように見えます。

 

・並ばないから乗り放題!
待ち時間ほぼゼロ! 全28機種のアトラクションを 好きな時間に 好きなだけ乗り回せる!
・空いているから映え放題!
インスタ映えするスポットがたくさん!
人が少ないから人の映り込みナシ!
Photo&movie撮り放題!

・ライバルが少ないから目立ち放題!
スペイン人ダンサーに混ざって踊れたり
気合次第でショーの主役にもなれちゃう!
恥ずかしい?皆で挑めば忘れられない思い出に!

・距離も近いから仲良し放題!
キャラともスペイン人ともお近づきになり放題♥
3回会ったらもうマイメンレベルなんてw
どこぞの施設ではありえない2shotも撮り放題!

 

どうですかこのテンションの高さ&吹っ切れ具合。「何もそこまで言わんでも……」と苦笑が漏れてしまいそうです。最後なんて草まで生やしちゃってるし。「インスタ映え」、「仲間との思い出づくり」、「アイドルとの握手会的要素」といった大学生が大好きな要素をちりばめ、「w」「やばみ」といった若者言葉を使い、全力で若者に寄り添いにきているところも面白いです。

しかし、広報担当者様へのインタビューによると、自虐の意図は全くなかったとのこと。ただ単に、テーマパークとしては珍しく空いているからインスタ映えやアトラクション制覇を狙う学生にはありがたいだろうなと、徹底的にそこをウリにしようと考えての広報だったのだそうです。このような反響には戸惑いつつも、なんだかんだ志摩スペイン村が愛されているということを確認し安心したとのこと。

それでも「自虐」として捉えられてしまうということは、実際それだけお客さんが少ないのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。毎日が芋洗い状態のディズニーランドがこんな広告を打ち出すことは考え難いですからね。次項ではそこを検証していきます。

実際どうなの?ガラ空きの噂は本当?

ミヤネ屋ではレポーターさんが志摩スペイン村を訪れているところが生中継されていましたが、天気のいい小春日和なのにもかかわらずレポーターさんと1組の家族連れ以外には文字通り人っ子一人お客さんが見つかりませんでした。キャラクターとの触れ合いもその家族連れが独占。実質貸切状態です。

ツイッターで検索してみても、「ほんとに人いなかった」という趣旨のツイートとともにガラ空きの園内の様子が投稿されていたりします。しかもそれが休日に撮られたというのだからさらに驚きです。数人しかいないお客さん相手に豪勢なパレードが通っていたりする光景はなかなかにシュールでしたが、それがかえって自分のためだけにパレードをしてくれているというVIP気分が味わえていいと肯定的に捉えるツイートもありました。

これらの事象を鑑みるに、ガラ空きなのはどうやら本当のようです。しかし年間来場者数は120万人を記録しており、この数字は実はトップ5に入るのです。

※施設名(所在地):入場者数(前年度比)<以下同>

  1. 東京ディズニーランド・東京ディズニーシー(千葉県):3010万人(100.3%)
  2. ハウステンボス(長崎県):288万1000人(99.6%)
  3. サンリオピューロランド(東京都):198万人(109.6%)
  4. 志摩スペイン村 パルケエスパーニャ(三重県):119万7000人(97.6%)
  5. 東京ドイツ村(千葉県):103万4272人(91.3%)

(出典:https://www.travelvoice.jp/20180904-116977

なので実際にはそこまで卑下するほどでもないのです。ディズニーが圧倒的すぎるだけで……。

関東圏に生まれ育ったため関西圏には馴染みがなく志摩スペイン村には行ったことはないのですが、ツイッターに流れてくる園内の写真を見るだけでも心踊りました。園内は清潔だし、街並みの再現にもなんちゃって感がなく洗練されていて魅力的です。人で賑わわないのが不思議なくらい。やはり場所でしょうねぇ……。でも首都圏ではあれだけの土地を用意できないでしょうし、悩ましいところです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました