プラチナ万年筆さんに万年筆修理を依頼したら価格0円だった話

スポンサーリンク

以下の記事でプラチナ万年筆のセンチュリー・シャルトルブルーが少し書きづらいと言いましたが結構重症で、B5サイズのノート1ページも書ききらないうちにかすれてインクが出なくなってしまうので勉強に支障が出まくりでした。これはいかんということで、ついに修理に踏み切ったのです。

今回は、リーズナブルな青軸万年筆プラチナ センチュリー シャルトルブルーと、万年筆ユーザーなら誰もが憧れる古典インクについての紹介です。 ...

スポンサーリンク

インクが出なくなったら ~修理に出す前にしたこと~

インク残量と使用インクの確認

ボールペンやサインペンと同じように、万年筆も軸に入っているインクがなくなれば当然出なくなります。まずは解体してコンバーター/カートリッジに十分なインクが残っているか確かめましょう。私自身も、ついさっき満タンにインクを吸入したばかりなのにと不審に思いつつもまず最初に疑ったのはインク切れでした。はたしてインクはほとんど減っていない状態で残っており、これはまぎれもなく故障だと確信したのでした。

自分の使い方を省みる

上の記事にもありますが、私の筆圧はかなり強いです。どのくらい強いかというと、HBのシャー芯では折れまくって話にならないので2Bを日常使いしている程度。鉛筆やシャープペンだと筆圧の強い人には軟らかい芯が向いているようですが、反対に万年筆だと硬いペン先の方が向いているのだそうです。加えて全体的にものの扱いが丁寧ではありません。

ですので今回もきっと雑な扱い、強すぎる筆圧でペン先をダメにしてしまったのだろうと考えていました。それからは意識して筆圧弱めに優しく優し~く書いてみたりしたのですが、しばらく書いてるとまたすぐにかすれてしまうため、どうやらこれは使い方の問題ではなく万年筆側の問題である可能性が高いぞと感づきはじめました。

万年筆のどこが悪いのかを検証する

そこでペン先を観察してみると、あわれ細軟(SF)のペン先は私の強すぎる筆圧に耐えかねて常に少し開いた状態になっていました。また、書いていてインクが出なくなるときには決まってペン先が全開にまで開いているのにも気づきました。

仮説1:ペン先の不調が悪さをしている

しかし、ペン先にインクを付けて書いてみると、何の不自由もなく書けます。本当にペン先がダメならどうしたって書けないはずなので、それ以外にも原因があるはずです。そこでインクが出なくなったときの万年筆の様子をもう一度よく観察してみると、インクがペン先まで降りてきていなかったのです。

仮説2:インクが固まって詰まっている

古典インクの中でも輪をかけて固まりやすく詰まりやすいレジストラーズインクを入れて使っていたので、この線は濃厚であるように思えました。そこで何度もペン先の洗浄をしたのですが、最初のうちは書けても1時間もしないうちにインクが出なくなり書けなくなってしまいます。よってこの説も微妙。

いよいよ埒が明かなくなってきたので、困ったときの公式ということでプラチナ万年筆さんのお客様相談室にお電話して助けを求めました。

修理に出してみた!

必要なもの

・不調な万年筆

・120円切手

・封筒

・保証書

・依頼人の連絡先

プラチナ万年筆さんは郵送での修理依頼を受け付けているとのことで、該当万年筆を保証書、依頼人の連絡先を書いた紙と同封して120円切手を貼りプラチナ万年筆お客様相談室宛に普通郵便にて郵送するようにとの指示がありました。120円で料金が足りるのだろうかと気がかりでしたが、プラチナ万年筆さんからそのように伝えられたと窓口で言えば大丈夫でした。出した後で連絡先を同封し忘れたことに気付いたため、再度かけ直して自分の携帯番号をお伝えしました。

お値段

ペン先の修理なのだから、それなりに費用がかかることを覚悟していたのですが、保証期間内ということでタダでした!

お店で買うにしても通販で買うにしても、ちゃんとしたところなら必ず保証書が万年筆に同封されています。保証書とは、簡単に言ってしまえば、「この期間内に万年筆に何か不調があったら、それは購入者ではなくメーカー側の責任なので修理費は取りませんよ」という証明書です。だいたい1年程度に設定されていることが多いですね。ですので購入してから1年以内であれば0円で修理を受けられる可能性が高いです。とはいえ全部が全部そうとは限らないので、お手持ちの保証書を確認して、正確な保証期間を把握しておきましょう。

修理にかかる期間

郵送から1週間ほどで、修理済みの万年筆が戻ってきました。仕事が早い。もちろん保証書も一緒です。同封されていた紙によると今回の修理内容はペン先調整だそうです。なるほど開いていたペン先が綺麗にそろっています。

書いてみると、書き味が細軟ではない細字に近い感じになっていて、ペン先が開くこともありません。つまり、私の筆圧の強さに耐えうるようにペン先を硬めに調整して下さったのです。まさにプロの技ですね!それ以来日記に勉強にと毎日ガシガシ使って1年以上になりますが、今のところ何の問題もなく快適に使えています。ありがたいことです。

シェアする

フォローする