プラチナ・シャルトルブルーと古典インクのよろこび

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こんにちは。りーざ(@leeza_phoneki)です。

早いもので、この2017年も残すところあとわずかとなりましたね。年の瀬といえば忘年会ですが、万年筆界隈にも似たような言葉、風習があるのをご存知でしたか?その名も忘年筆。なんでも、1年の締めくくりとしてとっておきの万年筆を買う習慣だそうです。私にとって2017年はまさに文具の年であり万年筆の年。というわけで、私もそれに倣い、忘年筆を買いました。それがこちらです!

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シャルトルブルーの万年筆

プラチナより販売されている3776センチュリーシリーズのひとつ、シャルトルブルーです。その名の通りフランスのシャルトル大聖堂のステンドグラスの色を再現したそうです。

参考画像

(引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/22472/

世界史の教科書で見たことある方も多いのではないでしょうか。この壮大かつ荘厳なステンドグラス、透明感と深みのある美しい色ですよね。いつか実物を見てみたいものです。

プラチナの商品説明にはこのように書いてあります。

#3776 センチュリー・シャルトル・ブルー
ユネスコの世界遺産に登録されているフランスのシャルトル大聖堂。
世界で最も美しいと言われる中世のステンドグラスが、ほぼ当時の姿のままで保存されている稀有な聖堂です。
ガラス加工技術が急速に進化を遂げる一方で、シャルトル聖堂のステンドグラスのような深みのある色の再現は、技術的に非常に難しいと言われています。
とりわけ、その青色の美しさは比類なく、それゆえ、「シャルトル・ブルー」と称されています。このたびプラチナでは、シャルトル・ブルーに敬意を示し、その色味の再現を試みました。(引用元:http://www.platinum-pen.co.jp/fountainpen_century_chartreblue.html

歴史と伝統ある複雑な色を再現したというこだわりの万年筆なのですね。

全身画像です。金トリムが差し色になっていい感じです。やはりこういう少し明るめの青には銀より金の方が合いますね。

キャップ部分のアップです。

ペン先。金ペンです。新しい書き味に挑戦したくて、今まで買ったことのなかった軟らかいペン先にしました。筆圧の強い私には、竹のようにしなるペン先の方が書きやすいかもしれないと考えて。のちにこの考えは完全なる間違いだったことが判明します。筆圧が強い人が軟らかいペン先の万年筆を使うとペン先が割れて文字がかすれてしまうので、硬いペン先の方が向いているのです。少し考えればわかりそうなことでしたね……笑。

眺めているとこの1年にあった嫌なことも忘れられそうな美しさ。これぞ忘年筆。

金ペンの特権!古典インクを入れて使う

今までは板書などメインの筆記に色彩雫の深海を使っていたのですが、水性の染料インクなので耐久性のなさに悩まされていました。ちょっと指がこすれただけでもにじんでしまう……。というわけで、これを機に耐久性抜群の古典インクに乗り換える目的もあってこの万年筆を買ったのです。

古典インクは、インクの中に多分の鉄を含んでいることによりその圧倒的耐久性を実現しています。インクが空気に触れて酸化する、つまり錆びることで紙に定着するのです。そのため時間の経過とともに色が変わっていく様子も楽しめます。
たとえばこれが書いてすぐの状態。明るい青ですね。
そしてこれが少し経った状態。せっかくなので同系色の深海と比べてみました。まだ明るいですね。
そして最終形態。書いて半日くらい経った頃でしょうか。深海の色により近く、いやそれより濃く深い、黒に近いブルーブラックになっていることがわかりますね。
趣味の文具箱44号にあったように、水をかけてみました。上は深海です。染料インクの方はまるきり薄くなっているのに対して、古典インクはびくともしません。流石の耐水性です。
ところが古典インクは、その耐久性と引き換えに扱いづらさがあります。当然鉄は固体ですから、ペン先に詰まってしまうおそれがありますし、インクが酸性ですのでペン先そのものを腐食してダメにしてしまう可能性だってあります。そのリスクを最大限減らすことができるのが、プラチナ製金ペンの使用なのです。金は腐食されにくく、加えてプラチナ製の万年筆ですとスリップシール機構によりインク詰まりが起こりにくくなっています。最近の万年筆はステンレス製でも耐食性があるそうなのですが、より快適かつ安全に使うためにもやはり金ペンを採用するに越したことはありません。なにより書き心地最高だし。
それでは皆さん、良いお年を!
忘年筆にはもう間に合わなさそうですが、新年筆に欲しくなった方などこちらで購入できますよ。

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