たった3ヵ月で英語の偏差値が10も爆上がりした勉強法

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冷たい雨が降り続いて、一気に肌寒くなりましたね。りーざです。

今回はいわゆる受験英語の効率的な勉強法のお話です。つまり、どちらかというと英文法だとか読み書きの方ですね。ですのでいわゆる「使える英語」とか「実践的な英語」の身に着け方を知りたい方へのご期待には応えられないかもしれないということをご了承ください。

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私と英語

幼稚園や小学校低学年の頃に町の英会話教室に通っていた程度で、本格的に英語の勉強を始めたのは科目としての英語が始まる中学生の頃です。1年生2年生までは、覚えるべき英単語も家族の呼び方だとか動物の名前だとか比較的わかりやすく身近なものが中心だったし、学習する英文法もそれほど複雑なものではなかったのでそこそこついていけていましたが、3年生になってwhichとかの関係代名詞が出てきたあたりで一気に挫折しました。定期テストの得点率も1割ほど下がり、2年生の頃までは楽しく感じられていた英語が少し嫌になってきていました。

決定的だったのが高1の頃に受けた大手予備校の模試です。私の通っていた中高の英語教育はあまり単語記憶に重きを置かないものだったので、高校生になって外部の模試を受けると知らない英単語ばかり出てきて高得点を取れず、そこで初めて自分の語彙不足に気付く、という生徒が続出するというのが定説だったようですが、私も紛れもなくそのひとりでした。問題文を読んでも何が何だかわからない。そもそも見たことない単語ばかりじゃないか。こんなにも膨大な数の難解な英単語を大学受験までに覚えないといけないのか、無理すぎる。と心が折れていました。英作文なんてもってのほか。何も書くことがない。模試でも空欄だらけで終わることが多く、英語の偏差値は完全に低迷していました。

転機

それは高1の2月から私の予備校でのクラスの担当になったある英語教師でした。その教師はとても厳しく、予習復習をしてこない生徒には声を荒らげ、時には予習復習をしないなら授業を受ける権利などないと彼らを追い出すことさえ辞さない姿勢を貫いていました。

その予習復習というのも、たださっと目を通して、分からない単語の訳を余白にちょっと書いて、というのでは許されません。わからない単語の意味のみならず、コロケーション含む使い方まで把握しておき、当てられたときにある程度の確信をもって答えられるようにしておく。ここまでやってはじめて予習です。復習も、その単元の重要事項を「完璧に」叩き込む。つまり、似たような問題が出たときに悩まずすぐ答えられるまでにならないと、毎週実施される前単元の復習小テストで不合格点を取り、つるし上げられてしまいます。最初の頃は読解の課題文ひとつに辞書首っ引きで2時間3時間かけてうんうん唸りながら予習をし、答えられないところを当てられて怒られやしないかとびくびくしながら授業に出ていたのですが(あまりの恐怖にお腹を壊したこともあります)、3か月が経つ頃には信じられないくらい英語が読め、そして書けるようになっていました。夏休み明けの模試では、英語の偏差値が10ほど上がりました。言うまでもなくこの「鬼教師」の授業のおかげです。成功の秘訣を探っていきましょう。

基礎力重視

最初の授業で抜き打ち小テストがありました。どんな問題だと思いますか?

「1~12月まで英語で書きなさい」。これこそが、初めての小テストでした。こんなの英語習いたての中1でもできるじゃないか。いくらなんでも高校生を馬鹿にしすぎだろう。そう思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし教師が放ったのは、「これ中1の頃やったでしょ?でも意外とできないんだよね~みんな」という言葉でした。果たして私はFebruaryの綴りを度忘れし、2月 の部分を空欄にして提出しました。

「今英語が出来ないと嘆いている人たちは、中学レベルの知識が怪しいことがほとんどだ。だからそこまで遡ってその知識を完璧にすればすぐに成績は伸びる」と教師は言っていました。そして、高2としての新学期が始まってからしばらく、中学レベルの知識を確実にする目的で、動詞の活用のテストが繰り返し行われました。それが終わると前単元復習小テストと並行して単語テストも行われましたが、指定された単語帳も中学レベルの基礎的な語彙を中心としたものでした(駿台のシステム英単語Basic)。もちろん点数が悪いとこっぴどく叱られます。

常に求められる「完璧」

教師の持論は、「やるなら完璧に覚えなさい。中途半端に覚えるならそれは覚えてない、知らないのと一緒だから初めからやるな」でした。だから予習と復習に対してこんなにもシビアなんですね。予習で自分のつまずきを明確にして、授業でそのつまずきを補い、復習で完全に自分のものにする。このサイクルのどれかひとつでも欠けてしまえば、完璧にすることなど到底無理なのです。毎回実施される小テストの成績が悪いと、基礎事項の徹底がなっとらん!ということでお叱りを受けるのです。

「中途半端に覚えるなら初めからやるな」の発言の真意は、中途半端な知識の恐ろしさにあります。中途半端な、確信を持てない知識は何も知らない状態よりかえって正答を遠ざけてしまうのです。ほら、選択肢式のテストでありがちな、うろ覚えの知識が顔を出してきて、最初に選んだ答えを書き直したら最初の答えの方が合ってた、っていうアレですよ。完璧な、正しい知識を身に着けていれば無駄な長考をしなくて済み、他の問題の解答や見直しに時間を使えたはずなのです。

完璧にものにするためには、繰り返しが不可欠です。その教師に勧められたのは、単語帳でも問題集でも、正解した問題の横には〇を、不正解だったものの横には×を書き、3連続で〇がついたらその問題は合格、というようにして繰り返し解くという方法でした。こうすることで、より苦手な問題だけが浮き彫りになり、効率よく苦手な学習次項を「完璧」に覚えられるのです。私はこれを実践したところ、模試の英文読解でつっかえることも、英作文でつまずくこともかなり少なくなりました。文法問題集は桐原書店さんの『全解説頻出英文法・語法問題1000』を使っていました。

みなぎる緊張感

先述した通り、この英語教師、率直に言って「怖い」です。生徒は、授業態度でも授業中の発言の成果でも小テストの成績でもなんでも悪いところがあれば容赦なく皆の前で叱られ、怒鳴られます。ある意味見せしめです。「次予習復習してこなかったら/ こんな点数を取ったらもっとひどい目に遭わせるぞ」と教師が生徒を脅すこともしょっちゅうでした。そのため授業中の空気はいつもピーンと張りつめていて、ひとたび教室に入れば自然と背筋が引き締まりました。このような指導の仕方には賛否両論あるでしょうが、少なくとも英語を徹底的に叩き込ませるという面では悪くない方法だと思います。私は教師の叱責が怖くて怖くて、何が何でもついていかねば、馬鹿げた間違いは絶対におかすまいという緊張感を常に持って授業や小テスト、課題に取り組んでいましたし、もし教師がそれほど厳しくなかったらここまで必死に勉強していなかったかもしれません。

人間は楽をしたい生き物です。何も締め付けるものがなかったら楽な方楽な方へと流れていくものです。こと語学全般においても、「なんとなく分かればいいか~」という意識でいてはずっとそこから抜け出せず、さらなる上達は望めません。ある程度の緊張感と厳しさは、学習事項を定着させるうえで必要なのではないでしょうか。

努力や達成を認める・褒める

とても厳しい教師でしたが、やるべきことをこなし、真剣に授業についてきている生徒には親身に相談や質問に答えていました。また、正答した生徒、成績が上がった生徒には、「賢い」、「素晴らしい」、「本当に成長したな」などと積極的に誉め言葉をかけていました。授業が始まって3ヵ月くらい経った頃、授業後質問に教師室を訪ねた際、普段の授業のときとはうってかわって穏やかで優しい様子に、努力が認められたんだと嬉しくなりました。厳しい人に頑張りを認められる、褒められる喜びは格別なものです。これも私を含む多くの生徒にとってモチベーションアップにつながっていたことでしょう。

まとめと展望

何も鬼教師を付けずとも、

・単語や文法といった基礎を徹底的に!

・中途半端を許さない厳しさと、達成出来たら褒める優しさを!

のふたつを実行すれば、英語学習をはじめとする外国語学習での行き詰まりの突破口になるのではないでしょうか。

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