ミクサブルインクはいいぞ。というお話。

スポンサーリンク

インク沼からこんばんは。りーざです。

もうタイトルに今回の記事で言いたいこと全部集約されちゃってますね笑。ですが、タイトルはあくまでもタイトル。なぜいいのか、どこがいいのか、そもそもミクサブルインクって何なのか、を掘り下げる必要があります。そのための本文。

スポンサーリンク

ミクサブルインクとは?

ミクサブルインク(別名ミックスフリーインク)は、プラチナ万年筆が販売する、今までのインクの常識を覆すすごいインクです。ミクサブル(MIXSABLE)あるいはミックスフリー(MIX-FREE)の名が示す通り、まるで絵の具を混ぜて新しい色を作るように、何色でも好きなように混ぜて自分だけの色を作れちゃうインクなんです。

普通、万年筆に使われるインクは混色厳禁!というのが通説です。というのも、インクに含まれる粒子の成分や大きさがインクの色ごとに違うので、たとえ同メーカーの商品であっても混ぜると固まってしまうなど、使用するうえでの様々な不都合が生じてしまうからです。このミクサブルインクは粒子を均質化することで、混ぜても固まらないように作られています。要するに、どんどん混ぜてキミだけの色を作っちゃおう!というコンセプトのもと生まれたインクなんですね。

色は、

・スモークブラック(灰色がかった黒)

・アクアブルー(明るい水色。色彩雫シリーズの天色に近いかも)

・オーロラブルー(少し紫っぽい深い青)

・シルキーパープル(濃い紫)

・シクラメンピンク(鮮やかなショッキングピンク)

・フレイムレッド(正統派の赤)

・アースブラウン(濡れた土のような明るい茶色)

・サニーイエロー(明るい黄色)

・リーフグリーン(折り紙の緑色みたいな分かりやすい緑)

の全部で9色あって、1色につき60cc入って1200円です(税抜)。全色揃えれば10800円、別売りのインク調合セット(同じく税抜1200円)に付属している薄め液も含めれば12000円ですね。手軽に揃えやすい20mlのミニサイズインクももうすぐ発売されますしますますミクサブルインクのハードルが下がりますね。いやあ楽しみです。
http://www.platinum-pen.co.jp/press_300309.html

数字だけ見れば5桁ですし高いように見えますが、長い目で見ればむしろ安いのではないでしょうか。オリジナルインクが作れるイベントとしてはセーラーのインク工房や、蔵前にあるカキモリなどが挙げられますが、当然ながらどちらも料金がかかるうえ、インク工房は出張型イベントですので自分の生活圏に来るかは完全に運次第ですし、カキモリに至っては蔵前が遠い方などはそこまで行くだけで交通費が高くついてより出費がかさんでしまいます。それに、インク沼というものは恐ろしいもので、次から次へといろいろな色のインクが欲しくなってしまい、勢いで買い込んだはいいが使いきれず持ち腐れにしてしまう、といったことがよく起こります。非常にもったいないですね。お金もインクも。

その点このミクサブルインクは、全色揃えてしまえば原理上はほぼ全ての色が作れてしまうので、あのインクが欲しい、買っちゃえ!となる前に、その色に近い色を少量から作ってみて確かめることができます。また、いい色ができたという充足感で、気付いたら物欲が静まっていることも多いです。つまるところ、結局は安上がりになるのに加え、しっかりとした満足感を得られる可能性が高いのです。

実際に買ってみた&やってみた

というわけで、実際に買ってみました。

ターコイズブルー系の色を作ってみたいと思っていたので、まずアクアブルーとリーフグリーン。

そして調合セット。左側のラベルが貼ってあるのが薄め液です。透明感や鮮やかさを出すのに欠かせません。右側にあるのはできたインク保存用の空ボトルですが、私は調合用に使っています。深さがあって上の方がすぼまった形をしているので、振って混ぜても事故が起こりにくいです。どちらも蓋が内蓋と外蓋の二重構造になっていて密閉度はバッチリです。

記念すべき1作目がこれ。ターコイズブルーを目指していたはずがミントグリーンになってしまいました。でもこれはこれで良い色。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、瓶はPILOT色彩雫のミニボトルを再利用しています。

書いてみるとこんな感じです。完全に緑ですね。

緑が多すぎたという反省を活かし、今度こそターコイズブルーの錬成に成功。インクの継ぎ足しを繰り返していたら瓶ひとつじゃ足りなくなってしまいました。でもこのくらいならあっても困らないからよし。左がMRカラーの18ml、右がインク界隈ではおなじみタミヤ小瓶10mlです。

書いてみました。セーラージェントルインクの雪明に近いかもしれません。

たった2色+薄め液だけでもこれだけ楽しめるんです。全色と言わず、3色くらいからでも作れる色の幅は相当広がると思います。

コスパ最高、色を作ってる最中も作った後も非の打ちどころのないミクサブルインク。皆さんも是非お手に取ってみては?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする